“電話だけ”で自費患者さんを
見分ける4つのポイント
結構お久しぶりですね。(笑)
今日のテーマは『電話だけで自費患者さんを見分ける極意』
と題してお伝えしていきたいと思います。
なんか大それたテーマなので
「本当か?」と思われると思いますが、
本当です。
と書くと疑われますが、
本当です。(笑)
電話の段階で「この人は自費診療をやりそうだな」と仮説を立て、
その後を追跡調査をする習慣がついています。
延べ3,000人以上の初診の方のその後を追ってきたので、
どういった方が自費診療を選ぶか明確に理解しています。
自費患者さんの特徴をまとめた一覧表をご紹介しますが、
これを知っていることでのメリットは、、、
・自費移行率の高い先生の診療枠に患者さんを事前に配当できる
・誰が初診カウンセリング(問診)を行うかを事前に検討できる
・電話の段階で自費移行率を高める対応ができる
メリットを簡単に言えば、これを知っているだけで
初診時から自費移行率が非常に高くなります。
電話での効果的な対応については機会があればご紹介します。
あまり前置きが長くなってもあれなので
今日は早速ご紹介していきましょう。
■電話を掛けてくる患者さんの特徴

事務長として実際に歯科医院に勤務していたので
こういった具体的な内容をお伝えできるので
「歯科医院に勤務してて良かった」と心から思います。(笑)
話を戻しますが、結構この表は的を射ていません?
自費売上が高い先生であればピンとくる内容だと思います。
これは電話だけでなく来院した初診時にも当てはまります。
内容はこの表を見れば分かると思いますので
簡単に補足だけしますね。
②は最初から自費希望の方になりますが、
③④は潜在的な自費患者さんです。
来院時は主に保険希望の場合が多いですが、
ちゃんとした仕組みがあれば自費診療を選ぶ方が非常に多いです。
ちなみに③と④の違いは『金額の差』です。
③は比較的Cが少なく、結果的にセラミックインレーや
前歯をセラミッククラウンにする方を指しており、
総額が30万円~50万円以下になることが多いです。
④はフルマウス症例の方で
総額200万円以上になるケースがほとんどです。
毎回これを見ながら電話対応するのは大変だと思うので
絶対に見るべき指標をお伝えしますと、、、
『口腔内への危機感』
これに尽きます。
この危機感が強ければ強いほど自費診療を選びます。
ちなみに「痛い!」などは危機感には該当しませんよ。
ニュアンスでいえば「将来への不安」に近いですね。
ぜひ明日からこの一覧表を頭の片隅に置いて
患者さんを注意深く観察してみてください。
■本日のまとめ
・電話だけで自費患者さんを見分けることは可能
・電話で見分けることのメリットは次の通り
・電話を掛けてくる患者さんは4つのタイプに分かれる
・見るべき重要な指標は『口腔内への危機感』
・口腔内への危機感は『将来への不安』に近い
コメントを残す